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○)○) フランクフルトブックフェア 2005 レポート (○(○延べ参加人数28,5万人、101カ国から約7,200社が出展する世界最大の「本の見本市」フランクフルトブックフェア 2005 に今年も参加してきました。出版関係者には2006年以降の出版計画を決める、とても重要なイヴェントです。今回は新たな海外タイトルと、日本の書籍の売り込みも兼ねて、TranNet にアポイントを寄せられた海外出版社50社余りとお会いしてきました。夜は招待されたパーティで盛り上がり、時差ボケの上に、朝から晩までブース間を駆けずり回ってのミーティング。 嬉しいことに、今回 Japanese Writers’House で紹介した書籍の版権がいくつか売れそうで、特に料理本や児童書、文学作品に人気が集中しました。この中から日本発、海外でのベストセラーが出ることを願ってやみません。
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それにしても、海外でのマンガの人気もさることながら、日本の出版コンテンツに興味を示す関係者が数多く存在し、大きな手応えを感じました。傾向としては、スペイン、イタリア、ロシアなどでは日本の文学作品を、アメリカでは日本のノンフィクションなどを求めているようです。 |
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さて、今年は韓国がテーマ国として招待され、数々のエギジビジョンを行っており、大変な力の入れようでした。韓国の人口は4千8百万人。出版される本の三冊に一冊は翻訳書だそうです。2004年には、35,000点が出版され、そのうち7,800点をコミックが占めており、大変な人気です。フィクションは約6,000点、児童書が5,900点、社会科学系が4,600点となっています。コミックセンターでは日本以外に、韓国や台湾のブースが特に目立ち、このままでは本家本元の日本を凌駕する日がいつか来るのではないかと思わせるほどの勢いでした。同じホテルに滞在していた韓国の出版社やマンガ作家が、流暢な日本語で話しかけてきます。日本語は学校で勉強したのかと思いきや、日本のマンガから学んだというのでびっくりです。このようなマンガ作家や出版社がこれからも大勢出てくるのでしょうか。日本を飛び出して、韓国や中国でマンガ制作を教える日本人作家も最近とみに増えてきており、マンガは日本の専売特許ではなくなってしまいつつあるようです。 |
世界の出版関係者が一同に参加したフランクフルト・ブックフェア 2005 ! ここから多くの日本の書籍が世界の子供たちに笑顔をもたらすことを願っております。 |
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